プロペシアの発毛効果について
「飲む育毛剤」というキャッチフレーズで知られているプロペシアは、AGA(男性型脱毛症)治療薬として厚生労働省が唯一認めている薄毛の医薬品です。
はじめは”効く”という口コミで広がっていきましたが、テレビCMの影響もあり、AGA治療にはプロペシアということは広く認知されています。
また、総合病院などに行くと、AGA治療のポスターがみられるようになり、気軽に治療を受けられる環境も整ってきました。
【プロペシアの発毛効果】
プロペシアの臨床データでは、1年間の服用で、6割が生え、4割が薄毛の進行がほぼストップ、薄毛の進行が止まらない人は数パーセントとなっています。 そして、3年になると発毛した割合は8割まで上昇します。5年間となると、さらに割合は上昇します。
※ 2005年の認可からあっというまに広まったという事実や、ネットでよく見る体験談なども、
プロペシアの実績を裏付けるデータと言えますね。
プロペシアの効果については、2010年に日本皮膚科学会が出した「男性型脱毛症治療のガイドライン」が参考になります。
男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)
| A段階 | プロペシア内服 ・ ミノキシジル外用 |
|---|---|
| B段階 | 自毛植毛術 |
| C1段階 | 育毛剤(塩化カルプロニウム、tフラバノン、サイトプリン・ペンタデカン、ケトコナゾール) |
| C2段階 | セファランチン |
| D段階 | 人工毛植毛 |
A…行うよう強く勧められる B…行うよう勧められる
C1…行うことを考慮してもよいが、十分な根拠がない
C2…根拠がないので勧められない D…行わないよう勧められる
ガイドラインでは、プロペシアとミノキシジルがA評価となっています。
どちらか、ひとつを利用するというのであればプロペシアからがいいでしょう。
一般的に塗るタイプの発毛剤より飲むタイプの発毛剤の方が効果が高いからです。
発毛を司る毛母細胞は頭皮の奥のほうにあります。
塗るタイプですと頭皮から厚い皮膚を通過して毛母細胞に届きます。
そして、塗り方によっても届くか届かないか左右されます。
内服薬がなぜ良いのかというと、毛母細胞は毛細血管とつながっているからです。
血液の20%は脳に流れています。
服用したフィナステリドの20%は確実に頭に向かうわけですから、その多くが毛母細胞に届くといえます。
厚い皮膚という障害がある塗るタイプより、毛細血管という道がある飲むタイプの方が成分が届きやすいのです。 そのため内服薬のほうが効果的なのです。
プロペシアの薬効について
抜け毛は男性ホルモンのテストステロンが体内で過剰に分泌されることが原因で起こります。
過剰に分泌されたテストステロンは5α還元酵素U型の働きにより、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。
この、DHTは通称、悪玉男性ホルモンと呼ばれ前立腺肥大症などの人体に望ましくない作用をもたらすほかに、 頭髪の育成をつかさどる毛乳頭細胞の中に入り込み、発毛を抑制するように働きかけます。
この結果、毛髪が細くなり、髪の生え変わり周期が短くなって薄毛になります。
髪は生えてくるけれど細く短いうちに抜けてしまうという現象が繰り返されるのです。
そして、時間の経過とともに、徐々に髪が薄くなってしまうのです。
プロペシア(フィナステリド)の薬理作用はシンプルです。
テストステロンが悪玉男性ホルモンジのジヒドロテストステロン(DHT)に変換するのに必要な5α‐還元酵素U型の働きを阻害します。
その結果、DHTを防ぎ、薄毛の原因を取り除くことになります。
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